<スカイスポーツと無線>


 このページを作成しようとしてあれこれ見ていたら、2008年にデジタル簡易無線の制度整備
ということがあったことを知りました。

パラグライダーに乗って上空にいる人が、地上と無線通信するのに使える無線機
デジタル簡易無線機
(登録局)
資格は不要。登録が必要。無線機の貸借可。通信事項、通信の相手方の規定はなく、自由。上空用のチャンネル(5チャンネル)を使うこと。上空では使えない機種もあるので機種選定は要注意。
(北海道総合通信局のデジタル簡易無線Q&A参照)
特定小電力無線機資格も免許も不要。無線機の貸借可。使用する場所の制限もなし。その代わり、通信距離が短い。
アマチュア無線機資格、免許が必要。無線機の貸借は原則不可。通信事項はアマチュア業務。通信の相手方はアマチュア局。
(無線機貸借の例外 : ゲストオペ運用など)
携帯電話 ← ×実はこれは使っちゃいけないらしい。
基本的に、”陸上”で使うもので、”上空”での使用は想定されていないと聞いたが、ほんと?

 検索していたら、面白い雑誌の記事が出てきました。これはデジタル簡易無線の制度整備
される2008年以前に書かれたものですが、2008年に続報も書かれていました。ご参考まで。


 休刊した『FLYAIR(フライヤー)』という雑誌の記事だったのですが、Webからも削除され
たようです。

※ パラグライダーでアマチュア無線は使えない、と言う人がいますが、これは不正確です。
 アマチュア業務から逸脱した ”講習や教習、イベント会場内の業務連絡(駐車場整理等)
 などには使えない” というだけです。

※ アナログ無線は2024年で使えなくなる、と言う人が結構います。これも不正確です。
 私たちが使用している特小無線はアナログ方式ですが、これはそれ以降も使えます。
  アナログが使えなくなるのは、特小無線とは別の免許(登録)申請が必要なUHF帯の
 簡易無線局であり、これは2008年以降、パラグライダーで使えるものはありません。
   ★ 参考:総務省電波利用ホームページ
  2008年以前には、スカイレジャー用の簡易無線局があって、第3級陸上特殊無線技士の
 有資格者がひとりいればグループで使えたらしいですが、私は詳細わかりません。

※ 少々ややこしいですが、古い特小無線機には使っちゃいけないものがある、ということが
 総務省電波利用ホームページの別な項に書かれています。 ただし、古い無線機でも新規則
 の条件に適合していればそのまま使い続けられる、とも書いてあります。
  ご自身が所持している無線機が新規定か旧規定かを、以下のページで検索できるように
 なっています。
 http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=js01
  私が所持している特小無線機は、2011年に購入したものですが、『新規定』 と出てき
 ました。

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